一方のE131系は,相模線用の500番台と宇都宮・日光線用600番台の2タイプがあり,どちらも現行の205系を置き換えるために導入されました.房総・鹿島エリア向けの車両がすでに営業運用に就いていますが,このほど登場した500番台と600番台は一部仕様が変更されています.どの点が異なるのか,本誌でぜひ確認してみてください.こちらも公式記事,主要諸元表や編成図といった資料を掲載しているほか,巻末には形式図と床下機器配置図も掲載しています.あわせてご覧ください. このほか「CAR INFO」では,近畿日本鉄道の西信貴鋼索線に登場した「復刻塗装ケーブルカー」を報道公開時に撮影した写真とともに紹介しています.これは既存車両の車体補修工事に際して外装を一新したもので,1957〜1987年当時のなつかしい塗装がラッピングによって復刻されています.
今月号の「新車ガイド」はJR東日本のE257系5000・5500番台,およびE131系500・600番台を取り上げました.
まず,E257系の5000・5500番台は,それぞれ0番台と500番台をベースとした波動用車両で,客室の一部で仕様変更があったほか,すでに"踊り子"などに充当されている2000・2500番台と同様,転用改造に際して機器更新も実施されています.転用の前後でどのように変化したのか,ぜひ確認してみてください.なお,形式図と床下機器配置図については次号以降で掲載する予定です.
鉄道ファン2021年12月号の見どころ
- SAYONARA E4 LAST RUN 2021
- 特集 現役ダブルデッカー勢ぞろい
- 新車ガイド・CAR INFO
- 東武鉄道「SL大樹 重連運転」
- 首都圏情報コレクション 東急目黒線6連・高輪築堤4街区
- やっぱり205系が好き!①
- 世代交代が進む 北海道の一般用気動車 〜その1〜
- 最後の全国形気動車 キハ40系の現状を見る 〜JR四国・JR九州編〜
- DMH17形エンジンの概要
- DMH17形エンジンを聴く
- 新京成電鉄8000形ものがたり ありがとう!「くぬぎ山のタヌキ君」後編
- プレイバック展望館 北関東の道-2 両毛線
- 30年前の鉄道風景 国鉄・JR転換線探訪 京都丹後鉄道 宮舞・宮豊線-2
- 日本の鉄道遺産 戦後のトンネル技術の出発点-飯田線・大原トンネル-
- スイス リギ鉄道 開業150周年 LOK7復活運行!
- REPORTJR東日本山田線と岩泉線跡の現状について
- 「まい あくと」「POST」ほか 投稿記事などの見どころ
- 特別付録 鉄道ファン2022 Diary