
〈津和野駅に停車中の“SLやまぐち”用35系客車・森田 宏〉
9月号の特集は既報のとおり「JR客車の現状」をお届けいたします.“カシオペア”用E26系の動向が気になるところですが,当系列に限らず,JRの客車はその数が激減し,すでに客車配置のないエリアもあるなど,その総数でさえ指折り数えられるほどになってしまいました.ここで今一度,その存在(現状)を明らかにしてまいりたいと思います.毎年恒例の「新車カタログ」が付録です.
10月号の特集は「譲渡車」です.最近では小田急から転じた西武8000系や,JR東日本からひたちなか海浜鉄道に移ったキハ100形が注目されますが,それ以外にも,三セクに譲渡された元JR車,東武のSL「大樹」や大井川鐵道のさまざまな車両たち,また,元JR東日本籍のJR貨物EF510形機関車など,JR・私鉄合わせて多種多様な車両の活躍が見られます.そこで,これらのうち現在も活躍する譲渡車をご紹介いたしましょう.
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