2024年12月号

発売日:2024年10月21日
特別定価1350円(税込)

巻頭特集は,国鉄末期からJR初期に多数が誕生した「211系顔」について,現在も活躍する車両を中心に取り上げました.JR東日本の415系こそ引退しましたが,形式的にはすべてがまだ揃っている状況で,まさに今が最後の見どころと言える形態です.続く乗車インプレッションでは,先月号の新車ガイドでも取り上げた近鉄8A系をピックアップ.果たしてその乗り心地はいかがでしょうか.扉端部のユニークな形状の腰掛も気になります.さらに今月号は機関車の話題も盛りだくさん.ぐんま車両センターの各機関車のほか,鉄道博物館での展示となった,EF58 61号機の活躍を振り返る記事はとくに見逃せません.この他,在来線2階建てグリーン車の系譜,ラストランを迎える立山トロリーバス,連載では,変貌中の京急品川駅をとらえた「プレイバック展望館」などにもご注目ください.

2025年1月号予告

〈現在も運用中のE2系J72編成・写真:遠藤 仁〉

〈現在も運用中のE2系J72編成・写真:遠藤 仁〉

特集は今話題の新幹線情報を集めた「新幹線最前線」です.北海道新幹線工事と函館本線山線の現状をはじめ,車両の置換えが終盤に差し掛かった山形新幹線のこと,残りわずかとなったE2系のこと,また,東海道山陽新幹線では,N700Sの投入状況と既存車の動向も気になります.これら各路線の現況をお知らせいたしましょう.新車ガイドでは福岡市地下鉄の4000系についてお知らせできる予定で,連載では「EF58 61号機の歩みを振り返る」の後編として,近年のお召列車を中心にその記録を記してまいります.さらに,今年度のフォトコンテスト入賞作品を一挙収録,審査員のコメント(選評)もご覧いただけます.この1月号には,皆さまからのご投稿により作成した「風景メモカレンダー」が付録となります.どうぞお楽しみに.