新京成電鉄8000形ものがたり

1978年,新京成電鉄は,同社の車両では初めて冷房装置を搭載し側扉を両開き式にした8000形を導入しました.以降,仕様の変更を繰り返しながら増備が続けられた8000形は,その前面の意匠から「タヌキ」とも呼ばれて親しまれました.それから長い月日が経過して,近年は新たな車両にバトンを渡すかたちで仲間を減らした8000形ですが,現在は往年の車体色が復活した8512編成が残るのみとなってしまいました.この8000形の「一生」を,新京成電鉄の車両に造詣の深い稲葉克彦さんが詳説,今回は,「前編」として,8000形の開発から増備までについて取り扱います.貴重な写真も収録いたしました.

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鉄道ファン2021年11月号表紙

『鉄道ファン』2021年11月号電子版

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