国鉄時代の末期に現れたキハ183系とキハ185系．すでに登場から40年ほど経過した両系列は，国鉄形とう汰が続く中，現在も現役列車（特急）として，JR北海道・JR四国・JR九州にて活躍を続けています．さすがに運用は絞られてきましたが，さまざまな車両に出会うことが可能です．それでは両系列にはどのような車両（形式・番台）が存在したのでしょうか．現役車両が活発なうちに，そのすべてを探ってみることにいたしましょう．過去の形式・番台すべてにわたり，伊藤正宏さんの詳細な解説でご案内いたします．たった1両しか存在したなかった区分や，すぐに改造されて失われた区分など，長寿形式ならではの形態も多く見られますが，ここにそのすべての形式写真を収録することができました．保存版資料としても活用できる内容となっています．ぜひ誌面をご覧ください．

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