国鉄・JR転換線探訪

国鉄・JRの赤字ローカル線を転換,第三セクター鉄道として生まれ変わった鉄道路線を訪ねる連載企画.今月号と来月号はJR宮津線を転換した北近畿タンゴ鉄道,現在の京都丹後鉄道宮舞・宮豊線を2回に分けて紹介します.開業は1990年4月で,既設の特定地方交通線の中では最後の転換開業となりました.当初は国鉄清算事業団やJR西日本から購入したキハ58系改造の車両を所有し,さらにJRからの乗入れ列車も多く,国鉄・JR時代の面影が色濃く残っていました.いっぽう,オリジナルの特急車両を揃えるなど意欲的な面もあり注目されましたが,厳しい経営が続いているようです.現在は宮津を境に宮舞線と宮豊線と呼ばれるようになった同線の最新事情を,今回も寺田裕一さんが紹介します.

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鉄道ファン2021年11月号表紙

『鉄道ファン』2021年11月号電子版

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