近畿日本鉄道京都線の澱川(よどがわ)橋梁を紹介します.当初は宇治川の広い川幅に複数の橋脚を立てたプレートガーダ橋を建設する予定でした.しかし,ある理由で橋脚を減らす必要が生じ,巨大なトラス橋を建設することになります.結果として,日本の鉄道用として最大支間,最大重量を誇る単純トラス橋となり,国の登録有形文化財にも登録されることになりました.今回はその設計の経緯のほか,設計者についても詳述.巨大な橋梁を実現した設計者の思いについて,筆者の推察もたいへん興味深くまとめられています.
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