2ヵ月にわたって国鉄・JRの事業用車を特集しましたが,私鉄には同様の車両は存在しているのでしょうか.そんな疑問に答えるべく,大手私鉄の事業用車のうち,現役車について調べたのが本稿です.検測車を新製している鉄道(京王・小田急など)もあれば,JRから譲り受けた機関車と貨車を事業用車的に用いている鉄道(東武など)も見受けられます.決して数は多くはありませんが,やはりユニークな存在であることに違いはなく,ごく稀に沿線で目にする機会もあることでしょう.その遭遇場面に備え,ここで予備知識を得ておきたいと思います.
鉄道ファン2022年5月号の見どころ
- 特集形式記号「ヤ・エ・ル」と仲間たち2
- 大手私鉄の事業用車
- 新車ガイド・新車速報
- CARINFO
- 首都圏情報コレクション 京急川崎駅のフラップ式発車標/鶴見駅の鶴見線のりかえ口
- 東急電鉄8500系 残り2本
- JR西日本中国地区のDE10・15 最近の動向から
- DMVに未来の鉄道を感じて
- プレイバック展望館 水郷から鹿島への道 鹿島線
- 30年前の鉄道風景 国鉄・JR転換線探訪/井原鉄道
- 日本の鉄道遺産 信越本線・新碓氷川橋梁
- 駅徒然 27.学・及位
- いのうえ・こーいち/忘れ得ぬ鉄道情景 10 江の川に沿って 三江北線のC56
- 鉄道の歴史を感じて街歩き 九州鉄道記念館の保存車両と宇都宮さん
- REPORT●JR東日本「とれいゆつばさ」乗車記
- 「まい あくと」「POST」ほか 投稿記事などの見どころ