形式記号「ヤ・エ・ル」と仲間たち2

「ヤ・エ・ル」特集の第二弾,先月号に続く今回は,基本的にはJRに継承されなかった形式を集めたもので,いずれも30年あまり前の国鉄時代に車籍を有していた車両となります.今でこそ事業用車は目にする機会は減りましたが,かつては都心の山手線などでも,旧形電車による配給輸送などが良く見られ,地方に行けば,営業用ではない見知らぬ客車が停まっていたいたものです.旅客用に比べると注目度は低いですが,国鉄の職員や車両・施設,関連工事のために用いる車両で,必要不可欠なものばかりでした.一例として「保健車」は,現在で言うならば会社や学校に回ってくる健診バスであり,国鉄は鉄道車両がその役割を果たしていたのです.また,さまざまな貨車(職用車)については,JR化後はハイテク保守用車にその機能が移行され,車両から機械へと扱いが変わったものも多くあります.一つ一つの役割から,興味深い歴史を一端を知ることができます.

鉄道ファン2022年5月号表紙

『鉄道ファン』2022年5月号電子版

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