松本清張の文学作品には「点と線」,「ゼロの焦点」をはじめ,さまざまな鉄道風景が描かれています.今回は「点と線」にも描かれている北海道を尋ねてみましょう.巻頭特集では青函トンネルの時代を扱いましたが,清張の描いた昭和30年代はもちろん青函連絡船が輸送の根幹を担っていた時代です.そのころの函館駅,札幌駅など,懐かしい北海道の一部をご覧いただき,清張作品の一端に触れてみたいと思います.北九州編(2018年10月号),北陸編(2019年7月号)に続き,数多くの文学作品に精通されている池口英司さんにまとめていただきました.
鉄道ファン2020年9月号の見どころ
- 特集青函貨物列車ものがたり
- 新車ガイド東武鉄道70090形
- 新車速報JR東海「N700S」量産車
- CAR INFO
- 乗車インプレッションJR四国「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」
- 現況 秩父鉄道の電気機関車
- 中央線「800番台」ものがたり
- 山手線E235系の第1編成に続いて既存車両でも確認気になる「モニタリング装置」搭載車両
- 30年前の鉄道風景 国鉄・JR転換線探訪のと鉄道 能登線
- 駅徒然13.女川・西宮北口
- 平成まで残った 東京急行電鉄旧3000系 後編
- プレイバック展望館ディーゼル特急"はつかり"誕生60周年-1
- 聖地巡礼 松本清張の作品でたどる鉄道情景 北海道
- ヨーロッパ鉄道ア・ラ・カルト失われた幹線鉄道とミッドランド本線(HS2の夢 後編)
- 鉄道ファン フォトサロン 信越本線/長野県
- REPORT箱根登山鉄道のカラーバリエーション2020
- 「まい あくと」「POST」ほか 投稿記事などの見どころ
- 別冊付録「新車カタログ2020」