のと鉄道 能登線

国鉄末期からJR化後の初期段階で赤字ローカル線を転換し,第三セクター鉄道として生まれ変わった路線を紹介する連載企画の25回目.今回は,JR七尾線の穴水—蛸島間を転換した「のと鉄道」能登線を取り上げました.転換直後は,列車運転本数の増加を受けて利用客も増え,順調な滑り出しが伝えられていた能登線ですが,その後の設備近代化を目的とした投資が完了するころから,皮肉にも旅客数は減少傾向となりました.そして,旧黒石線や旧大畑線を除くと,国鉄再建法による転換路線では初の廃止を迎えてしまいます.そんな能登線の歴史を寺田裕一さんが振り返るとともに,廃線跡の現状を紹介します.

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鉄道ファン2020年9月号表紙

『鉄道ファン』2020年9月号電子版

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