赤字ローカル線を転換し,第三セクター鉄道として生まれ変わった国鉄線,JR線をシリーズ紹介する企画の23回目は鳥取県の若桜鉄道(若桜線)です.数年前,社会実験として線路閉鎖を行なったレール上を走るC12 167号機が話題となり,たくさんの乗客ならぬ「かかし」を載せた列車がファンにも注目された同線ですが,ほかの第三セクター鉄道と同様,輸送人員は減少を続けているようです.将来のSL運転が期待される若桜鉄道ですが,現時点でもJR線への直通列車の乗入れ,これとは反対に,JR線からの乗入れ列車の存在など,注目すべき点は数多く存在しています.そんな若桜鉄道の,今から32年前の開業時を振り返りつつ,現在の「普段の姿」を寺田裕一さんが紹介します.
鉄道ファン2020年4月号の見どころ
- 乗車インプレッションJR東日本E261系Saphir ODORIKO 試乗記
- 特集思い出の東京機関区
- 新車ガイド
- 新車速報
- CAR INFO
- 気仙沼・大船渡線 BRT区間の鉄道事業廃止
- クモヤ145-107の冬姿
- 入換運転を見る12
- JR九州の交直流電車415系
- 運転開始から50年 西武鉄道特急の軌跡 前編
- 西武鉄道20m3扉車の系譜 601・701系編
- プレイバック展望館品川電車区-1
- 30年前の鉄道風景 国鉄・JR転換線探訪若桜鉄道
- ヨーロッパ鉄道ア・ラ・カルト「パディントン」から旅立つ物語
- マレーシア クアラルンプールの都市鉄道
- REPORT昭和の薫り・流鉄流山線
- 「まい あくと」「POST」ほか 投稿記事などの見どころ