九州の交流電機 60年の活躍-2

前回に続き九州の赤い電気機関車です.ED72・ED73形以降,北陸からの転属機(EF70・ED74形)で所要分がまかなわれてきた九州に,東北方面で高い評価を得たED75形の九州仕様機である300番台と,SGを装備した旅客用のED76形が配備されました.まだ用途別に機関車を作り分ける時代ではありましたが,九州では貨物列車の本数が少ない地区にはED76形のみの増備とするなど,形式統一の動きが早くから見られました.そのED76形も,現在ではJR貨物門司機関区に所属する10両ほどが最後の活躍をしている状況ですが,今回の誌面では寝台特急や荷物列車などにも活躍していたころのさまざまな姿を見ることができます.

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鉄道ファン2022年10月号表紙

『鉄道ファン』2022年10月号電子版

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