
残存率1%台にまで減少しているかつての多数派系列,103系の今を紹介する連載企画の2回目.今回は加古川線で運用中の3550番台と,和田岬線で運用中の0番台を取り上げます.どちらもJR網干総合車両所の所属ですが,前者は加古川派出所,後者は明石支所に配置されており,加古川線用の3550番台は先頭車化改造車による2両編成で,改造内容のほか,種車時代も含めた経歴も気になります.一方の和田岬線用の車両は現役唯一の0番台であるだけでなく,現役最長の6両編成であることも特筆されます.また,車両基地への回送列車も興味深いものがあるようです.数は少なくなりましたが,103系の現役車に今月も注目です.