18m車体の片側に5ヵ所の扉を備えた京阪電気鉄道5000系.昇降式座席というユニークな設備もあり,鉄道趣味誌だけでなく,子供向けの本でも必ず紹介されていた有名車両でしたが,2021年1月31日をもって「5扉車」としての運用が終了しました.京橋駅へのホーム柵設置に関連して,車両自体の去就も注目されており,今,目を離すことのできない車両の一つと言えましょう.そこで今回,この5000系を「検車担当係」として見てきた元職員の方にインタビューを実施,登場時の様子や,保守に関わる思い出ばなしなどを語っていただきました.本誌2008年4月号の「5000系 開発エピソード」に続いて,「多扉車」5000系の魅力にさらに迫ります.
鉄道ファン2021年4月号の見どころ
- 特集 E217系総集編
- CAR INFO
- 鉄道ファン 乗車インプレッション京阪電気鉄道3000系「プレミアムカー」
- 西武鉄道クハ1262と高輪築堤公開
- 再び転機が?EF64 1000番台[愛]転戦の記録
- JR貨物 DE10・11形式 現役機の稼働状況〜愛知・岡山・門司編〜
- 北海道内 特急列車最新事情〜その1〜
- 「異社併結」 所有会社の異なる車両同士が連結
- 引退を迎える京阪電気鉄道の多扉車5000系を見守ってきた元「検車担当者」にインタビュー
- 近畿日本鉄道12200系の生涯と思い出 12200系の引退編
- 東京の鉄道 24.相互直通の変化
- 西武鉄道20m3扉車の系譜新101系編 後編
- 30年前の鉄道風景 国鉄・JR転換線探訪山形鉄道 フラワー長井線
- プレイバック・展望館渋谷駅-5 京王井の頭線
- ヨーロッパ鉄道ア・ラ・カルトドイツ「IC/EC」の時代 後編ドイツを発着する国際列車
- 駅徒然19.長門本山・塚山
- REPORT
- 「まい あくと」「POST」ほか 投稿記事などの見どころ