
本編は,鉄道を切り口として,松本清張の世界にみなさんをいざないます.
松本清張の代表作の一つとして挙げられるのが「点と線」です.推理小説である本作は,鉄道の描写がリアリティに富んでおり,鉄道が鍵となって話が進んでいくわけですが,今回,池口英司さんが,松本清張と「点と線」の世界に迫り,さらに,「点と線」の舞台となった北九州地区を取材,たどります.
作品の舞台となったところは,どこも現在までに大きく変ぼうを遂げましたが,当時の情景がほぼ残っているところも見つけましたので,あわせてご覧に入れましょう.また,松本清張の作品には,「点と線」のほかにも,北九州地区を舞台とした作品があり,それについてもご紹介いたします.本誌を携帯して,現地にお出かけになってみてはいかがでしょうか.
鉄道ファン2018年10月号の見どころ
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