北海道・旧別海村営軌道の保存遺構

●北海道・旧別海村営軌道の保存遺構
かつて北海道には,開拓のために敷かれた簡易軌道がたくさん存在しました.多くは貨物輸送をメインに,旅客も運んだところもありましたが,道路交通の発達にともなって徐々に姿を消し,その痕跡が残っていないところも少なくありません.そのような中,道東の別海町には村時代の簡易軌道車両や施設が大切に保存され,近くには旧JR標津線奥行臼駅,また明治期から昭和初期にかけて使われた「駅逓所(物資輸送や宿泊などに便宜を図るための施設)」があって,時代の異なる交通遺産をまとめて見ることができ,たいへん興味深い場所となっています.斎藤幹雄さんによるレポートです.

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鉄道ファン2024年9月号表紙

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