北海道の14系客車

ブルートレインの引退もあり,JRから客車列車の姿が急激に減少しました.かつて新系列と言われた14系客車も例外ではなく,もともと臨時用として登場した経緯もあり,使用列車は限られていましたが,今ではJRにはオリジナル形態(塗色を含めて)の在籍車は皆無となりました.その中で,"SL冬の湿原号"で運用されている14系客車は「サロンカーなにわ」とともに貴重な存在で,本稿では,この"SL冬の湿原号"用14系客車の在籍にちなんで,北海道における14系客車の歴史を眺めてみることにいたしました.今月号では急行"ニセコ"に始まる14系導入時の出来事から,国鉄末期までの列車を眺めてまいります.

このページを
シェアする
鉄道ファン2024年9月号表紙

『鉄道ファン』2024年9月号電子版

※電子版には一部収録されないページがあります.収録内容は各電子書店でご確認ください.
※販売開始日時は各サイトによって異なります.
※対応端末は,電子書店によって異なります.詳しくは,各電子書店でご確認ください.