1990年代,小田急では従来の車両に対して,側扉の幅を格段に拡大させた車両を導入しました.1000形をもとに設計を変更した車両で,その特徴的な外観はとてもインパクトがありました.現在ではこの「ワイドドア車」もその数を減らし,6連1本が運用に就くのみとなっています.この風前の灯といった状態の小田急1000形「ワイドドア車」について,その登場の背景から現在に至るまでの変遷を詳説いたします.消えゆく当車の備忘録として,ぜひご注目ください.
鉄道ファン2022年4月号の見どころ
- 特集 形式記号「ヤ・エ・ル」と仲間たち 1
- 新車ガイド相模鉄道21000系
- CARINFO・新車速報
- 首都圏情報コレクション
- 関東鉄道「正月特別夜行列車(開運号)」開催
- 30年前の鉄道風景 国鉄・JR転換線探訪阿佐海岸鉄道
- シリーズ知見乗写 首都圏大手私鉄1990年代生まれの特急車3京王8000系
- 解説 小田急電鉄1000形ワイドドア車
- 電気機関車・ディーゼル機関車のヘッドマークの取付け方
- 北陸新幹線敦賀延伸開業を控えた 福井の鉄道を巡る
- プレイバック展望館 陰陽連絡の道 伯備線-2
- やっぱり205系が好き!⑤
- 鉄道の歴史を感じて街歩き 府中市郷土の森公園 EB10形
- いのうえ・こーいち/忘れ得ぬ鉄道情景 9 石炭地帯の名残り 室木線の8620
- 「フレッチャロッサ」のパリ乗入れとフランス高速線の近況
- REPORT
- 「まい あくと」「POST」ほか 投稿記事などの見どころ