車体傾斜 その技術とラインナップ

3月号の「CAR INFO」でも取り上げたJR四国2700系とJR東日本E956形を始め,近年の優等(特急形)車両には,高速性能と乗り心地向上のため,車体傾斜システムを採用したものが多数見られます.本誌では21年前の1997年1月号で,主として速度向上のためにその技術を取り入れた「振子車両」を特集いたしましたが,ちょうどそのころ(1997年3月),空気ばねを用いた車体傾斜方式のキハ201系が初登場,その後,各社に広がり現在の様相となりました.そこで今特集では,従来からの振子方式に加え,急速に流布した空気ばね車体傾斜方式を図解,それらシステムを搭載した各形式をカタログ風にまとめました.おなじみフリーランスプロダクツが,あたかも家電品のパンフレットのようなページ展開で,わかりやすく解説いたします.381系からJR四国の2000系,JR北海道のキハ201・キハ281系,智頭急行のHOT7000系,小田急50000形など,さらには新幹線E5・E6系,N700Aまで,車種のジャンルを越えて車体傾斜車両を総覧いたしましょう.

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鉄道ファン2019年3月号表紙

『鉄道ファン』2019年3月号電子版

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