日本最初の鉄道用鉄筋コンクリート構造物

歴史的鉄道建造物を小野田滋さんが説き明かす「日本の鉄道遺産」.今回取り上げるのは,日本初の鉄道用鉄筋コンクリート構造物として知られる,山陰本線の米子─安来間にある島田川暗渠です.線路の下に用水路を通すために作られた,径間が短い小規模な構造物ですが,その歴史的な意味は大きく,現在も建設当時の姿を留めていることが特筆されます.これまでに取り上げた橋梁やトンネルに比べると,見落としてしまうくらい小規模ですが,貴重な写真とともに,鉄筋コンクリート構造物の原点をお楽しみください.

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鉄道ファン2025年9月号表紙

2025年9月号 電子版

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