路面電車40年間の軌跡を訪ねて

11月号に引き続き,広島電鉄を取り上げます.前回は筆者の寺田裕一さんが訪問した1982年当時,市内線を行き来していた単行車をおもに紹介しましたが,今回は当時在籍していた鉄道線直通車,そしてその後に導入された市内線の新造車などを中心に紹介しています.市内線から鉄道線(宮島線)へ直通できる車両は単車・連結車・連節車とバラエティに富んでおり,それも自社発注車と譲受車に区分することができ,さらに西ドイツからやって来た70形も在籍,注目を集めていました.市内線用の単行車も新造車のほか,イベント用のレトロ車両や復籍車も在籍していました.そんな当時の広島電鉄を振り返ります.1982年3月以降の在籍車一覧表では,鉄道線直通車や専用の高床車を記載いたしました.なお,広島電鉄は話題も多いため,次号以降にも続きます.

このページを
シェアする
鉄道ファン2023年12月号表紙

『鉄道ファン』2023年12月号電子版

※電子版には一部収録されないページがあります.収録内容は各電子書店でご確認ください.
※販売開始日時は各サイトによって異なります.
※対応端末は,電子書店によって異なります.詳しくは,各電子書店でご確認ください.