下河原線から武蔵野線へ

東京の外郭環状線をなす武蔵野線ですが,西国分寺—北府中間は,かつてあった下河原線という路線の一部を活用した形となっています.その下河原線,多摩川の砂利を採取し輸送するための東京砂利鉄道という私鉄を前身とし,鉄道省が買収した後は中央線建設のため多摩川の砂利を供給,府中に東京競馬場が開設されると路線が延伸され,国分寺—東京競馬場前間での営業となりました.その下河原線時代から,1973年に武蔵野線へと発展して大宮方面との直通連絡が始まったころのようすなどを紹介します.

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鉄道ファン2023年12月号表紙

『鉄道ファン』2023年12月号電子版

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