路面電車40年間の軌跡を訪ねて

8月号以降,しばらく休載していました連載企画を再開します.日本全国の路面電車を対象に,おなじみ寺田裕一氏が初めて訪問した1980年ごろの様子を振り返るとともに,その後の路線や車両などの変化をまとめた連載企画の7社目は広島電鉄です.同社は路面電車王国として知られているとおり,軌道線と鉄道線からなる路線長は30km以上で,車両も自社発注車だけでなく他都市・他社からやって来た低床単行車,そしてさまざまな長さの連節車,さらにかつては高床式の鉄道線車両も在籍,バラエティ豊かな陣容を誇っていました.本号では,筆者が訪問した1982年当時の路線を振り返るとともに,当時在籍していた軌道線を中心とした車両を解説します.なお,次号以降では連節車など鉄道線直通車両,鉄道線用の高床車両,現在までの路線・運用の変化,そして現在の様子などを紹介する予定です.

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鉄道ファン2023年11月号表紙

『鉄道ファン』2023年11月号電子版

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