
鉄道と橋りょうは切っても切れない縁があり,とくに河川が多い日本では,さまざまな橋りょうが架けられています.今回はその中で,橋げたが動いて船などを通すことができる可動橋を取り上げます.鉄道の可動橋といえば,三重県四日市市の末広橋梁がすぐ頭に浮かびますし,実際に今や唯一現役の鉄道可動橋ですが,それ以外にも鉄道省(国鉄)などが主体となって設計した可動橋は多く,中には今でもその姿を見ることができるものがあります.本稿では末広橋梁のほか,九州の筑後川橋梁(旧佐賀線),東京の芝浦臨港線にあった可動橋,そして先ごろ103系が引退して話題となった兵庫の和田岬線和田旋回橋,静岡県の旧清水港線巴川口可動橋,秋田県の男鹿線にある八郎川橋梁を紹介します.
鉄道ファン2023年7月号の見どころ
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