路面電車40年間の軌跡を求めて

日本全国の路面電車をご案内する連載企画の6回目.今回は日本最南端の粘着式自走鉄道,鹿児島市交通局を取り上げます.全盛期には総延長20km近くの路線を有した鹿児島市電ですが,約40年前の1985年に2路線を廃止,営業距離が縮小されました.いっぽう,車両は「鹿児島スタイル」と呼ばれる独得な前面形状を持つ車両が有名でしたが,近年は低床車両の導入が進行,40年前から引き続き活躍している車両は少なくなっています.そんな鹿児島市交通局の路面電車を2回に分けて紹介します.1回目の今月号では筆者の寺田裕一さんが初訪問した1980年ごろの様子,そして1980年から2000年ごろまでに登場した車両の紹介を中心に取り上げています.

このページを
シェアする
鉄道ファン2023年6月号表紙

『鉄道ファン』2023年6月号電子版

※電子版には一部収録されないページがあります.収録内容は各電子書店でご確認ください.
※販売開始日時は各サイトによって異なります.
※対応端末は,電子書店によって異なります.詳しくは,各電子書店でご確認ください.