
日本全国の路面電車をご案内する連載企画の6回目.今回は日本最南端の粘着式自走鉄道,鹿児島市交通局を取り上げます.全盛期には総延長20km近くの路線を有した鹿児島市電ですが,約40年前の1985年に2路線を廃止,営業距離が縮小されました.いっぽう,車両は「鹿児島スタイル」と呼ばれる独得な前面形状を持つ車両が有名でしたが,近年は低床車両の導入が進行,40年前から引き続き活躍している車両は少なくなっています.そんな鹿児島市交通局の路面電車を2回に分けて紹介します.1回目の今月号では筆者の寺田裕一さんが初訪問した1980年ごろの様子,そして1980年から2000年ごろまでに登場した車両の紹介を中心に取り上げています.
鉄道ファン2023年6月号の見どころ
- 特集競合区間 ライバル物語
- 新車ガイドJR東日本 E8系新幹線電車
- CAR INFO
- 相鉄・東急新横浜線 開業
- JRグループ 2023.3.18 ダイヤ改正
- ついに開業!大阪駅(うめきたエリア)と梅田貨物線の運行体系を見る
- スーパーやくも色381系 始動!
- 近畿日本鉄道の新たな列車で伊勢志摩へ “観光列車「つどい」サイクルトレイン-KettA-”
- 留萌本線 石狩沼田—留萌間 鉄道による運行が終了
- ドーンデザイン研究所 水戸岡鋭治氏に聞く JR九州の車両 2
- 651系1000番台 高崎線特急列車での活躍を振り返る
- シリーズ知見乗写 今もっとも輝いているベテラン車両たち4 東急7000系
- プレイバック展望館 立体交差化が進む 西武新宿線-2
- 路面電車40年間の軌跡を求めて 鹿児島市交通局1
- 創建から98年 原宿駅宮廷ホーム 今昔物語 -前編-
- スペインで走り出したイタリアンスピリット 最新オープンアクセスiryoを追う
- アドリア海を巡るアルレッキーノの旅
- REPORTIGRいわて銀河鉄道 2023年3月のイベント列車
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