品川客車区-2

前回から時代が少し下り,10系や20系以後の品川客車区の陣容を紹介します.「走るホテル」と称された20系客車は統一された塗色をまとい,寝台特急"あさかぜ"用としてデビュー.冷暖房を完備し,オーソドックスな3段式の寝台車に加え,個室寝台車や食堂車,座席車など豊富なバリエーションを誇りました.そしてその前後には,軽量構造の10系客車もお目見えし,こちらはおもに急行用として活躍.座席車,寝台車,食堂車のほか,郵便車なども製造されました.やがてニュー・ブルートレインと呼ばれた14系や24系が誕生.居住性は格段に改善されましたが,現在ではそれらすらも過去帳入りしてしまいました.

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鉄道ファン2019年12月号表紙

『鉄道ファン』2019年12月号電子版

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