伊勢鉄道

国鉄末期に赤字だったローカル線を転換,第三セクター鉄道として再スタートを切った路線を紹介する企画の19回目.今回は国鉄伊勢線を転換した伊勢鉄道を取り上げました.名古屋から南紀方面へのバイパス路線として,国鉄時代から重要な役割を担っていた伊勢線は,紀勢本線の一部となっていなかったことが災いし,国鉄再建法などによる基準期間の輸送密度計算が「伊勢線」単独で実施され,その結果,廃止対象線区となったという歴史があります.現在もJR東海の"ワイドビュー南紀"や快速"みえ"の運行が最優先のダイヤですが,沿線の人口も増加,高規格路線を行き来する自社車両の置換えも進んでいます.そんな伊勢鉄道の30年を振り返るとともに,最新事情を寺田裕一さんが紹介します.

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鉄道ファン2019年10月号表紙

『鉄道ファン』2019年10月号電子版

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