JR東日本に唯一残存するEF65 501号機の引退にあたり，昭和40年から50年代にかけて，とくにブルトレのけん引で注目を集めたEF65形500番代（P・F形）を特集いたしました．それまでの「SLブーム」が終焉を迎えると，ヘッドマークを掲げ，さっそうとしたP形がファンの心をつかみ「ブルトレブーム」が到来．本稿では，同時期に活躍した高速貨物用のF形についても解説し，珍しい写真も盛りこみ，約半世紀前の「良き時代」を懐かしんでみたいと思います．記事まとめは，ブルトレ時代から現在までの概要を関 崇博さんに，最盛期のP形運用を伊藤久巳さんに，そして斉宮則仁さんにJR化後の500番代全体のことを，それぞれ担当していただきました．

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