今月号では新車ガイドとして3形式をご案内しましょう．まずはじめは，2022年度に1ユニットが新製され，その後，既存編成の中間に組み込んでの試験運転が行なわれていた中央快速線用E233系グリーン車です．車両の基本仕様や特色はもちろん，E231系やE233系の近郊タイプ，あるいはE235系1000番台といった既存の2階建てグリーン車との違いなどが解説されているほか，既存のE233系0番台普通車のグリーン車組込み改造，グリーン車組込み後の編成などについても触れられています．巻末に掲載している形式図や床下機器配置図と併せてご覧ください．

　続いては，JR東日本の事業用車であるGV-E197系とE493系です．2021年に量産先行車を導入した両形式は性能試験や技術的な検証が終了，2023年度から量産車の新製が進められています．今月号ではこれら量産車の公式記事を主要諸元表とともに掲載しています．量産先行車を紹介している2021年8月号（通巻724号）および2022年8月号（通巻736号）を取り出していただき，量産車で変更された点や，新たに誕生したGV-E197系の新区分100番代のこと（今後は200番代も登場するようです!）などを本誌でご確認ください．なお，巻末には形式図と床下機器配置図も掲載しています．併せてご覧ください．

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