
国鉄がJRグループとなって35年を越え,民営化初期に製造された車両たちの引退が目立ってきました.JR東海でも,特急形気動車のキハ85系にいよいよ世代交代の波が到達.高山本線"ひだ",そして紀勢本線"南紀"の定期列車から引退の日を迎えました.スマートなステンレス車体にカミンズ製エンジンが奏でる音からは,あまり古い車両という印象は受けませんが,その彼らのこれまでの活躍を振り返る記事をお届けしましょう.なお,キハ85系は一部がWILLER TRAINSへ移籍しましたが,JR東海管内で今後も臨時列車として使われることが案内されています.