鉄道にも大きく関連するエレクトロニクスの革新は，もはや留まることを知りません．次回は10年後に...と考えていた，フリーランス・プロダクツのまとめによる私鉄通勤車の特集テーマ（前回は2016年）でしたが，その半分の5年目の今年取り上げなくては進展のペースについて行けないことが判明．そこでさっそく企画を立ち上げ，2017年以降に登場した私鉄の最新形式13編成を集め，ビジュアル解説することとなりました．いずれも，LEDをフル活用した前照灯回りのデザインがこれまでにない外観の特徴で，制御機器も新しい素子を用いた小形仕様とし，それらもデザイン構築に大きな影響を与えています．室内も見付けも世代的には一歩前進，ガラスを多用した仕切など，そう言えば...という変化がここにも見られます．前半の解説記事に続いて，各社個別の車両カタログを読めば最新車両を製造した気分になる，そんな展開で今回も内容構成いたしました．どうぞお楽しみください．

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