2018年グッドデザイン賞を受賞した相鉄20000系

2018年のグッドデザイン賞を受賞した相模鉄道の20000系を題材に,同車の開発に当たり車両設計の立場で携わった同社運輸車両部の関根雅人氏,およびデザイナーの立場で携わった鈴木啓太氏に,電車発達史研究家の福原俊一さんがインタビューしました.相互直通運転事業を進めている相模鉄道では,平成24年から社員プロジェクトを立ち上げ,あるべき車両を検討したとのこと.まとまったコンセプトに沿って,車両の外板塗色はすでに9000系のリニューアル車で実現していましたが,「あの色」に決まるまでは紆余曲折があったようです.20000系ではさらに前頭部のデザイン決定にあたり,相互直通運転用車両という制約などもあり,何度も鉄道会社とデザイナーの間で検討が行なわれたとのこと.この時のことを振り返っていただきながら,20000系完成までの道のりをたどるとともに,まもなくデビューする12000系にまで話はおよんでいます.

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鉄道ファン2019年5月号表紙

『鉄道ファン』2019年5月号電子版

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