大井川鐵道の100年を振り返る

大井川鐵道は,大井川上部の森林資源の運搬と電源開発を主目的に1925年に創立され,今年で100周年を迎えました.当初の旅客輸送は,他私鉄から譲渡された中古車ばかりを使用していたため,2両として同じ車両のない典型的な地方鉄道といった様相でした.しかし,1970年代初頭から,故 白井昭氏の活躍により大きく状況は変わります.当時では珍しかった蒸気機関車の動態保存運転を開始し,大きな成功を収めたのです.その後も,アプト式鉄道の採用,"きかんしゃトーマス号"の運転などの取組みを続け,現在に至っています.こうした,大井川鐵道の変遷を,貴重な写真とともにご紹介いたします.

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鉄道ファン2025年6月号表紙

2025年6月号電子版

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