「新車ガイド」は2023年12月に営業運転を開始したJR東日本のE131系1000番代，近畿日本鉄道の1233系リニューアル車両，そして仙台市交通局の3000系と盛りだくさんです．まずE131系1000番代は，鶴見線用205系の置換え用として開発された車両で，これまでのE131系とは異なるストレート車体が特徴です．さらに，非貫通式となった先頭車の前面形状など，既存の0・500・600番代とは異なる点が多くなっています．記事ではこれら既存のE131系との差異などを中心に紹介するとともに，巻末には形式図と床下機器配置図も掲載しています．

　次に，近畿日本鉄道1233系リニューアル車は，2023年7月から竣工している一般車のリニューアル工事施工車の一つで，奈良線をはじめ，大阪・名古屋線や南大阪線で運用されているアルミ製構体車両の各形式にも施工車が存在しています．記事では，2024年秋のデビューが予定されている新形一般車両に準じた客室仕様のほか，利用者の安全，安心に向けて強化された取組みを紹介しています．

　そして仙台市交通局3000系は，南北線で運用中の1000N系の置換え用として2024年秋頃の営業開始が予定されている新形車両で，記事では車両の概要や特徴，採用機器の解説，そして気になる今後のスケジュールを紹介しています．

　「CAR INFO」では，JR北海道のH100形ラッピング車両，JR東日本のHB-E300系「SATONO」，叡山電鉄「ノスタルジック731改」，野岩鉄道「やがぴぃカー」，京阪電気鉄道7000系リニューアル車両などを取り上げています．

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