新在家派出所105系 全編成概観

JR西日本は,来たる2019(平成31)年3月16日のダイヤ改正で,新形車両227系1000番台を投入します.これにより吹田総合車両所日根野支所新在家派出所(以下,新在家派出所)の105系や117系が順次引退します.同所の105系については,2連2本が0番台ですが,それ以外は,ほぼすべてがかつて常磐緩行線用に新製された103系1000番台だった車両です.こちらは,現在2連19本が在籍し,車体の側面や車内は,現在残る103系よりも103系らしい雰囲気を醸し出しています.さらに,モハ102形0番台を種車とした車両が交じり,各種の改造工事により,多くのバリエーションが生まれました.そこで,現在も活躍している新在家派出所の105系で,こうした103系改造車による編成,全編成の姿を一挙にご覧に入れましょう.227系1000番台のデビューにより数を減らす前に,和歌山線,桜井線(万葉まほろば線)に出かけて,105系を観察していただきたいと思います.

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鉄道ファン2019年4月号表紙

『鉄道ファン』2019年4月号電子版

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