特集:車両デザインの源流をたずねて

現代の鉄道車両の基礎・基準を創りあげた星 晃さんが昨年末,逝去されました.昭和30年代には,星さんの先進的な発想力により,さまざまな車両改革が国鉄に生じています.わが国初めての電車特急「こだま形」,そして電車による長距離輸送を一般的なものとした153系,固定編成客車という発想も20系で初めて生まれたものです.やがてこれらは新幹線へとさらなる発展を遂げます.
 今特集では,その昭和30年代,車両発展の契機となった形式を,通勤形・急行形などのようにジャンルごとに取り上げ,過去の車両群とは何が違うのか,今の車両にどうつながっているのか,それらの事柄をビジュアル豊かに,フリーランスプロダクツのお二人とともに,詳細解説いたしました.
 星さんの発想をもとに創りあげられた,昭和30年代生まれの車両の数々を,当時の写真とともにお楽しみください.