JR東日本水戸支社は,ひたちなか市との施行協定により,橋上駅舎と東西自由通路の整備が進められていた常磐線 佐和駅について,2023(令和5)年9月2日(土)の始発から供用を開始すると発表した.
駅舎のコンセプトは,「佐和」という地名が,窪みに浅く水が溜まっている場所「沢」から由来することから,多くの人が,沢水のように自由通路や駅周辺に集まり,「地域の方々のサードプレイスとなる空間」として,親しみを持って長く留まれる場所を目指した.
橋上駅舎は約590㎡で,駅設備として駅事務室,コンコース,旅客トイレ・バリアフリートイレが設置される.また,エスカレータ(11人乗り)が上下ホームに各1基設置される.
東西自由通路は約710㎡で,有効幅員約4.0m・延長約40mとし,東口駅前広場にはエレベータ1基(17人乗り)と公衆トイレ・バリアフリートイレ(階段下),西口駅前広場にはエレベータ1基(17人乗り)がそれぞれ設置される.
写真はすべてJR東日本水戸支社ニュースリリースから