JR西日本は,2023(令和5)年9月から2024(令和6)年3月にかけて運転する「WEST EXPRESS 銀河」の紀南コースについて,概要を発表した.
運転期間は9月1日(金)から3月3日(日)までの月曜・水曜・金曜・日曜で,夜行(下り:京都発新宮行き)が月曜・金曜出発,昼行(上り:新宮発京都行き)が水曜・日曜発となる(いずれも一部の日を除く).
運転時刻は,夜行は京都21:15発→新宮9:37着.途中,新大阪・大阪・和歌山・串本・紀伊勝浦に停車する.昼行は新宮13:02発→京都20:53着で,途中,紀伊勝浦・太地・古座・串本・周参見・白浜・紀伊田辺・御坊・海南・和歌山・日根野・天王寺・大阪・新大阪に停車する.
今回の運転分から,夜行・昼行列車ともに大阪駅(うめきたエリア)に新たに停車する.昼行列車では,新宮の出発時間を13:02発に繰り下げ,午前中を自由に過ごせるようになる.2022(令和4)年に引き続き,海側座席の数を増やす.
各駅や車内でのおもてなしについては,「旅前ツアーデスク」,「熊野曼荼羅絵解き解説」,「南紀熊野ジオパーク解説」,「銀河熊野マルシェ」,「わかやまいこラボ」など,夜行・昼行列車ともに企画を充実させる.詳しいおもてなしの内容については,JR西日本のページ(PDFファイル)に記載されている.
このほか,これまで「WEST EXPRESS 銀河」に乗車するには,日本旅行が企画する旅行商品での販売であったが,2023(令和5)年度からは在来線特急列車と同じ扱いでJR西日本ネット予約サービス「e5489」,全国のみどりの窓口,みどりの券売機プラスで販売する.詳しくは,WEST EXPRESS 銀河 料金/購入ページに記載されている.
一部画像はJR西日本ニュースリリースから