JR東海とJR西日本は,東海道・山陽新幹線“のぞみ”号を対象に,車椅子対応座席のWEB予約を試行すると発表した.
既設の「車いす対応座席」は,みどりの窓口や電話,インターネットで申込を受け付けているが,サービス試行では,JR東海の「EXサービス」やJR西日本のネット予約「e5489」を通じた申込が可能となる(みどりの券売機,みどりの券売機プラスでも可).
予約開始は2021(令和3)年4月20日(火)で,5月20日(木)乗車分からの購入が可能.「車いす対応座席」は11号車13番A席・B席で,A席は「付き添いの方の座席」,B席は車いす利用者の「本人席」となる.いずれも,現行各2席整備している車いす対応座席のうち,各1席がサービスの対象としている.なお,身体障害者割引の乗車券は,別途みどりの窓口での購入が必要で,乗降時に駅係員による介助が必要な場合は,「EXサービス」,「e5489」でのきっぷの予約とは別に手配が必要となる.
また,2021(令和3)年4月からの新たな整備目標にもとづき,車椅子スペースを6席設置したN700Sを,2021(令和3)年4月中旬以降に順次導入する.上記の車両で運転する列車については,その運転計画が決定する当日の朝にJR東海WEBサイトに掲載し,東海道新幹線の駅で予約ができるよう,準備を進める.具体的な運転開始日などは,決まり次第発表される.
特記以外の画像はJR東海のニュースリリースから