JR四国では,運転開始が延期されていた観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」について,2020(令和2)年7月4日(土)から運転を開始すると発表した.
9月までの運転予定は,金曜から日曜と祝日を中心とし,運転日数は合計42日となる.なお,県外からの乗客への対応については,「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」にもとづき,5月25日(月)時点で特定警戒都道府県に指定されていた地域を出発する旅行会社の団体は,7月10日(金)以降の乗車分から受付を開始する.
あわせて,既存の観光列車「伊予灘ものがたり」,「四国まんなか千年ものがたり」,「しまんトロッコ」については7月4日(土)から,「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」は7月11日(土)から,「ゆうゆうアンパンマンカー」が増結される各列車は7月18日(土)からそれぞれ運転を再開する.
「伊予灘ものがたり」は,9月末までの土曜・日曜・祝日に運転するほか,8月中は金曜も運転する.運転日数は合計35日となる.
「四国まんなか千年ものがたり」は,9月末までの金曜から日曜と祝日を中心とし,運転日数は合計42日となる.
「しまんトロッコ」は,9月末までの土曜・日曜・祝日に運転するほか,夏休み期間となる7月18日(土)から8月23日(日)までの間は毎日運転する.運転日数は53日となる.
“瀬戸大橋アンパンマントロッコ”は,9月末までの土曜・日曜・祝日に運転するほか,夏休み期間となる7月18日(土)から8月23日(日)までの間は毎日運転する.運転日数は57日となる.
「ゆうゆうアンパンマンカー」が増結される各列車は,夏休み期間となる7月18日(土)から8月23日(日)までの間は毎日運転し,9月中は祝日を含む金曜から月曜を中心に運転する.運転日数は62日となる.
また,「志国土佐時代の夜明けのものがたり」,「四国まんなか千年ものがたり」,「伊予灘ものがたり」の3列車については,新型コロナウイルス感染拡大防止対策として,車内の消毒・換気やアテンダント・乗客を対象とした検温の実施,対面座席への飛沫防止板の設置,アテンダントのマスク着用などを実施する.このほか,例年運転されている「夕焼けビールトロッコ列車」については,2020(令和2)年度の運転を中止する.