JR東日本盛岡支社・秋田支社は,2019(令和元)年10月26日(土)から31日(木)の6日間,田沢湖線の一部列車の運休と,東北新幹線・秋田新幹線などで時刻変更を実施すると発表した.
これは,冬期間の安全安定輸送を目的として,2018(平成30)年5月から田沢湖線大釜駅で行なわれている融雪装置の新設により,線路を下り1番線から新設する上り1番線に切り換える工事を実施するためで,上記の6日間,大釜駅で列車の交換ができなくなるため,運転計画の変更となった.
東北新幹線の“はやぶさ”・“こまち”については,一部列車の分割作業を盛岡駅から仙台駅に変更し,仙台駅以北はそれぞれ単独での運転となる.このため“はやぶさ”は仙台—新青森間で13本の列車に最大4分,“こまち”は仙台—盛岡間で10本の列車に最大1分,盛岡—秋田間では17本の列車に最大23分の時刻変更が発生する.また,“やまびこ”についても一ノ関—盛岡間で,7本の列車で最大3分の時刻変更が行なわれる.
田沢湖線では,10月26日(土)から29日(火)の間盛岡5:20発の大曲行き普通列車(821M)が,盛岡—田沢湖間で区間運休となり,同区間でバスによる代行輸送を実施する.また,10月26日(土)から31日(木)までの間は,一部の時間帯で運転時刻が変更される.
このほか,東北本線,北上線,釜石線,花輪線,奥羽本線,羽越本線,男鹿線においても運転時刻の変更が行なわれる.