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特集 国鉄特急形電車ストーリー
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京都丹後鉄道,3月17日のダイヤ改正内容を発表

京都丹後鉄道 KTR8000形「丹後の海」

写真:京都丹後鉄道 KTR8000形「丹後の海」  松本洋一撮影  網野にて  2015-11-13(取材協力:北近畿タンゴ鉄道・WILLER TRAINS)

京都丹後鉄道は,2018(平成30)年3月17日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.

 特急列車については,“たんごリレー号”の運転区間を早朝の2号を除いて福知山—網野間に統一し,京都・大阪方面と峰山・網野方面への利便性が向上する.福知山発13時台に特急“こうのとり”16号を増発し,丹鉄の普通・特急と乗り継ぐことで,京都・大阪方面への午後の便は,ほぼ1時間ごとに利用可能となる.夕方以降の上り特急列車については,運転時刻を約30分繰り下げることで,丹後エリアでの滞在可能時間が長くなる.
 宮福線では,13時台の列車を増発する.日中時間に福知山を発車する列車は,発車時刻を毎時17分発とするパターンダイヤを導入し,運転間隔の均一化を図る.JR線からの接続については,これまでと同様に確保し,利便性の向上に努める.このほか,福知山発大江山口内宮行きおよび始発列車は,宮津まで運転区間を延長する.なお,朝の通勤時間帯については変更しない.

京都丹後鉄道 KTR800形「コミューター車両」

写真:京都丹後鉄道 KTR800形「コミューター車両」  松本洋一撮影  西舞鶴にて  2013-10-20(取材協力:北近畿タンゴ鉄道)

 宮舞線・宮豊線では,西舞鶴を発車する列車のパターンダイヤ化を9時から18時台までに拡大し,毎時37分発に統一する.また,この時間帯の網野止まりの列車は,すべて豊岡駅まで運転区間を延長する.なお,朝の通勤時間帯については変更しない.
 19時以降は,普通列車の発車時刻を毎時29分発に統一するほか,最終列車および1本前の列車の行先を変更し,最終列車の発車時刻を14分繰り下げる.
 豊岡発の普通列車(快速を除く)は,すべて西舞鶴行きに統一し,途中駅での乗り換えを解消する.また,発着時刻を毎時0分発に近い発車時刻とする.

KTR700形「丹後くろまつ」

写真:KTR700形「丹後くろまつ」  松本洋一撮影  KTR荒河車両基地にて  2014-5-10(取材協力:北近畿タンゴ鉄道・京都府)

 観光列車 “丹後くろまつ号”は,3月18日(日)運行分から車内で提供される料理コースを「ブランチコース」,「ランチコース」,「スイーツコース」に変更するほか,由良川橋りょうや奈具海岸を走るルートに変更する.“丹後あかまつ号”は,奈具海岸の景勝地で一旦停車,日本土木遺産である由良川橋りょうでは徐行運転を実施するほか,車内にてドリンクおよびスナック類,オリジナルグッズを販売する(鉄道ニュース1月15日掲載記事参照).“丹後あおまつ号”は,1号・3号で大江山ろくの景勝地において,一旦停車するほか,車内にてドリンクおよびスナック類,オリジナルグッズを販売する.
 このほか,特急の指定席料金とグリーン料金を,2018(平成30)年4月1日(日)乗車分から変更する.指定席料金については,現行大人100円(小児50円)だが,改定後は全区間で特急自由席料金に200円追加(小児100円)することで指定席に乗車できる.グリーン料金については,自由席特急料金への追加料金を,営業キロ20kmまでの区間では730円から300円に変更,また,21km以上の区間では,1470円から700円に変更する.

写真はすべてイメージです.

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