東京メトロでは,日比谷線の13000系車内で2018(平成30)年1月29日(月)から当面の間,BGM放送を実施すると発表した.
2017(平成29)年3月にデビューした13000系車両には,車内スピーカに高音質ステレオ放送システムを搭載しており,よりクリアな音質を流すことが可能.BGM機能は,イベント列車の運行や,車両点検時のスピーカ試験のために導入したが,ふだん同路線を使用する利用客にも快適な車内空間を提供することを目的に,営業列車において実施する.
通勤用列車における営業列車内でのBGM放送は,国内初の試みで,13000系のうち,奇数編成(13101編成など)はクラシック音楽を,偶数編成(13102編成など)ではヒーリング音楽(聴く人をいやす効果があるとされる音楽)を,それぞれ放送する.なお放送は,平日・土休日とも中目黒—北千住間で日中時間帯に運転される列車4本のみで,ダイヤ乱れが発生した場合は行なわれない場合がある.
写真:東京地下鉄13000系 編集部撮影 千住検車区にて 2016-8-31(取材協力:東京地下鉄)