横浜高速鉄道Y000系

関東圏で活躍しているベテラン車両のうち,今なお全車健在の形式を取り上げる連載企画の24回目.今回は横浜高速鉄道のY000系をピックアップしました.同車は,東急こどもの国線を通勤線化するにあたり同線の施設を譲り受けた横浜高速鉄道が導入した車両で,2026年9月号の「知見乗写」で取り上げた東急電鉄3000系とほぼ同時期に登場した車両です.両者を比べると,前面形状はそっくりですが,側面の扉配置が3扉となるなど印象がまったく異なります.また,わずか3編成6両という少数世帯ですが,近年は車体全体をラッピングした「うしでんしゃ」や「ひつじでんしゃ」を登場させるなど,編成ごとに異なる外観が大きな特徴となっているほか,登場から27年が経過したこともあり,新製時と比べて,わすがかながら変化も見られます.そして,3kmほどの路線ながら,戦時中の弾薬輸送目的で敷設された引き込み線という同線の生い立ちに関連した遺構を今なお見ることができるなど,走っている路線も車両と同様,魅力たっぷりです.そんな「こどもの国線」の専用車,Y000系の魅力に迫ります.

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