
▲契約締結のようす
※左:広沢商事専務取締役・野口稔夫氏,右:筑波観光鉄道社長・枝村 誠氏
筑波観光鉄道は,広沢商事との間で,現在運行している5代目筑波山ケーブルカーの車両譲渡に関する契約を締結したと発表した.
▲筑波山ケーブルカー わかば 緑
今回の譲渡は,2027(令和9)年2月中旬に新車両(6代目)を導入することにともない,2027(令和9)年1月11日(月祝)をもって役割を終える現行車両を保存し,その歴史を後世に残すための取り組みとして実施されるもの.歴史的車両の保存という観点から,譲渡価額は無償とされている.
▲筑波山ケーブルカー もみじ 赤
譲渡されるのは「わかば緑」と「もみじ赤」の2両で,2005(平成17)年の客車リニューアルにより運行を開始し,同年のつくばエクスプレス開業にともなう旅客増加への対応や,2015(平成27)年の土木学会選奨土木遺産認定など,数々の節目を迎えながら21年間,筑波山の観光の要として支えてきた.
譲渡後は,広沢商事が運営するザ・ヒロサワ・シティ内のテーマパーク「ユメノバ」にて展示され,2027(令和9)年2月中旬ごろからの展示開始が予定されている.
▲6代目新車両のイメージ
筑波観光鉄道では安全で快適な輸送サービスの提供と筑波山のさらなる魅力向上のため,新たなケーブルカーの導入が予定されている.台車を含めた全体の車両更新は1954(昭和29)年以来,72年ぶりとなる.
新車両は筑波山の豊かな自然や歴史をコンセプトにデザインされ,車内の快適性や眺望性の向上が図られており,2027(令和9)年2月中旬から運行を開始する予定(鉄道ニュース9月12日掲載記事参照).
画像はすべて京成電鉄提供












