筑波観光鉄道(筑波山ケーブルカー)は,新形車両導入すると発表した.
新形車両の導入は,安全で快適な輸送サービスを提供するとともに,インバウンドを含め,より多くの乗客に利用しやすい環境を整え,筑波山のさらなる魅力向上を図るためのもので,台車部分を含めた全体の車両更新は1954(昭和29)年以来72年ぶりとなる.
▲新車両イメージ図(左:紫/右:赤)
新形車両は2両編成で,2両にはそれぞれ「紫」と「赤」のカラーリングが施される.「紫」は筑波山の別名である「紫峰」や地域のシンボルカラーに由来し,「赤」は筑波山神社の神橋と紅葉をモチーフとしている.
▲左:筑波山 紫峰(しほう)/右:筑波山神社 神橋(しんきょう)
車両の寸法は全長10.7m,幅2.7m,高さ3.1mであり,定員は91名となる.製造は日本ケーブルが担当し,客車の製造と外装デザインはスイスのキャビンメーカーであるCWA社が担当する.
筑波山の雄大な景色をより楽しめるよう,大形ガラスを採用し,先頭部には前方の景色を楽しめる座席を新設する.
▲内装イメージ(左:紫/右:赤)
▲左:座席最前列のイメージ/右:扉開口部のイメージ
多客時に収納できる折畳み式の座席を採用するほか,段差部への足元灯の設置,滑りにくい床材を採用することで,雨天時や乗降時における足元の安全性を確保する.
扉の開口部は現行車両の830mmmから1000mmmに拡幅され,車内2ヵ所に多言語対応のデジタルサイネージが設置される.
新形車両は,2027(令和9)年2月の運行開始を予定している.新車両導入にともなう工事期間中は男体山側のケーブルカーが運休となるが,女体山側のロープウェイは営業を継続する.
画像はすべて筑波観光鉄道ニュースリリースから













