鉄道ファン2026年5月号(通巻781号)
『鉄道ファン』2026年5月号
2026年3月21日発売
定価1300円(税込)

JR東海,高山本線 杉原—猪谷間の今後の見通しを発表

JR東海,高山本線 杉原—猪谷間の今後の見通しを発表

▲現地のようす(JR東海ニュースリリースから)

JR東海は,第2宮川橋りょうの「洗掘」の進行にともない,不通となっている高山本線 杉原—猪谷間について,2026(令和8)年3月30日(月)時点での今後の見通しを発表した.

 第2宮川橋りょうは,2026(令和8)年3月17日(火)の検査で,全6本ある橋脚のうち1本において「洗掘(せんくつ)」の進行が確認された.「洗掘」とは,橋脚周辺の地盤が水流によって掘られ,橋脚の安定性が低下する現象で,現地調査の結果,洗掘の進行によって橋脚基礎の一部が露出している状態であることが判明した.これにともない,翌18日(水)の始発列車から同区間での運転を見合わせている.

JR東海キハ25形2次車

写真:JR東海キハ25形2次車  編集部撮影  美濃太田車両区にて  2014-9-19(取材協力:JR東海)

 復旧作業にあたってJR東海では,当該橋梁周辺が急峻な地形で道路からのアクセスが悪く,重機の搬入路などの整備に相当な時間を要することが想定されることや,河川の流速が速いため,川の流れを緩やかにする措置を講じた上で,コンクリートなどによる復旧を行なう必要があるとしている.
 運転再開の見通しについて,3月30日(月)時点で2ヵ月以上かかることを見込んでおり,具体的な日時は決まり次第別途案内するとしている.この運転見合わせにともない,杉原—猪谷間では引き続きバスによる代行輸送が実施される.

JR東海HC85系量産車

写真:JR東海HC85系量産車  編集部撮影  名古屋車両区にて  2022-5-20(取材協力:JR東海)

 特急“ひだ”については,当面の間,高山—富山間で運休となるが,名古屋と飛騨古川を結ぶ“ひだ5号・12号”については運行を継続する.
 このほか,引き続き一部列車の運休や編成両数,運転時刻の変更が生じており,最新の運行状況や代行輸送の詳細については,JR東海在来線運行状況のページなどで確認するよう呼びかけている.

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