
▲新形車両13000系
相鉄グループの相模鉄道は,新形車両「13000系について,2026(令和8)年3月30日(月)から営業運転を開始すると発表した.
相鉄グループは2014(平成26)年から,駅舎や車両,制服などのデザインを統一してブランド価値を高める「デザインブランドアッププロジェクト」を展開しており,これまでは「安全×安心×エレガント」をコンセプトに,濃紺色の「YOKOHAMA NAVYBLUE」を採用した12000系や20000系・21000系を投入してきたが,今回の13000系からは新たに「未来」の要素が加わり,プロジェクトは第2フェーズへと移行する.
▲左から前照灯・コンセプトエンブレム・センターパネル
本車両は相鉄線内のみを運行する車両として,8両1編成が導入される.車両デザインは,クリエイティブディレクター・水野学氏を中心に開発.デザイン工程では,手書きのスケッチや3Dモデリングを生成AIに学習させ,出力された数千のバリエーションから検証と修正を繰り返す,アナログとデジタルの融合による手法が採られている.
車両前面は「水を切り拓いて進む海の生き物」のような流麗かつ力強い造形に仕上げられており,前照灯は「未来を見つめる目」をイメージしている.前照灯の両端にはエッジの際立った「Concept Emblem B(コンセプトエンブレム)」を新設したほか,前面中央部には「YOKOHAMA NAVYBLUE」のマット色を施した「センターパネル」を新たに導入し,より一層のエレガントさを演出している.
▲13000系車内(昼間)
▲13000系車内(夜間)
車内はグレーを基調とした内装で統一され,開放感と利便性の向上が図られている.直通線用車両である12000系と比較して先頭車の座席数を6席増やすなど,1編成あたり計12席を増席し,設備面では,時間帯で色調が変化する調色調光式のLED照明や,全車両へのフリースペース設置,空気清浄機「ナノイーX」の搭載など,多様なニーズに応える装備を完備している.
環境面においても,最新のVVVFインバータ制御装置の導入により,既存車両と比較して走行にかかる電力使用量を最大39%抑制し,年間でおよそ33.3トンのCO2排出量削減を見込んでいる.
13000系は,2027(令和9)年に相鉄本線 瀬谷駅付近で開催される「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」の出展ブース「SOTETSU PARK」において,実車の展示が行なわれる予定である(鉄道ニュース2月21日掲載記事参照).
▲プラレール「相模鉄道13000系」
2026(令和8)年夏には関連グッズとして,タカラトミーからプラレール「相模鉄道13000系」の発売も決定している.新形車両の製造から導入までを追ったプロモーション動画は,相模鉄道公式YouTubeチャンネルやデザインブランドアッププロジェクト公式WEBサイトで公開されている.
ナノイーXは、パナソニック株式会社の登録商標です。
© TOMY 「プラレール」は株式会社タカラトミーの登録商標です.
画像はすべて相模鉄道提供












