写真:仙台市交通局2000系 編集部撮影 荒井車両基地にて 2014-10-15(取材協力:仙台市交通局)
仙台市交通局と三井住友カード・ジェーシービー・七十七銀行・七十七カード・日本信号・QUADRACの7社は,2026(令和8)年3月17日(火)から,仙台市地下鉄東西線においてクレジットカードなどのタッチ決済による乗車サービスを開始すると発表した.宮城県内の鉄道事業者による取組は初めてとなる.

▲読取りイメージ
東西線は,仙台市が東北大学や3GeV高輝度放射光施設「NanoTerasu(ナノテラス)」といった世界水準の研究基盤を有する国際学術都市であることや,地下鉄東西線が,これらの施設や国際会議が開催される「国際センター」,仙台城址などの観光地を結ぶ重要な導線となっている.
2024(令和6)年10月には,同エリアを走行する観光用路線バス「るーぷる仙台」において,すでにタッチ決済が導入されていることから,今回の地下鉄への先行導入により,国内外からの来訪者が現金による切符購入やICカードへのチャージを行なうことなく,手持ちのカードなどでスムーズに移動できる環境をさらに拡充するとしている.
▲サービス対象駅
本サービスは,地下鉄東西線の全駅が対象で,利用者は,東西線各駅の有人改札に新たに設置される読取端末に,タッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)やスマートフォンなどをかざすことで乗車できる.なお,仙台駅については東改札・西改札のみの対応となる.
対応する決済ブランドは,Visa,Mastercard,JCB,American Express,Diners Club,Discover,銀聯の計7種類である.
システム面では,三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」が活用されている.利用者はQUADRACが提供する「Q-move」サイトを通じて,自身の乗降履歴を確認することができる.
各社の役割として,仙台市交通局が鉄道運行と設備の整備を担い,三井住友カードがプロジェクトの統括やプラットフォーム提供を行なう.日本信号はタッチ決済対応設備の設置や運賃判定プラットフォーム「iDONEO」を提供し,QUADRACは決済・認証プラットフォーム「Q-move」の提供を担う.ジェーシービー・七十七銀行・七十七カードは,キャッシュレス決済の導入支援や地域における認知プロモーションを展開する.
一部画像はJCB提供













